第2回 日本不育症学会学術集会


第2回日本不育症学会学術集会開催のご挨拶

 

2020年11月14日、15日に第2回日本不育症学会学術集会WEBを開催いたします。本学不育症研究センターは2015年から文部科学省「不育症・ヒト生殖メカニズム解明のための共同研究拠点」の認定を受けました。その事業の一環として第1回学術集会を開催した経緯があるため、しばらくは名古屋で開催させていただくことになりました。コロナ感染症のため、2020年5月23日にJPタワー名古屋において開催予定だった対面式学術集会は延期とし、WEB開催といたしました。

教育講演では藤井知行教授、渥美達也教授、森臨太郎教授、企業協賛セミナーでは倉橋浩樹教授にお話しいただきます。これでもか、と言うくらいの豪華出演者です。第1回日本不育症学会では、Mariёtte Goddijn教授に欧州生殖医学会(ESHRE)のRecurrent Pregnancy Loss(RPL)ガイドラインについて概説していただいたので、第2回ではMary Stephenson教授に米国生殖医学会(ASRM)のガイドラインを含めてお話しいただく予定でしたが、来日困難となりました。いつかお話ししていただける日が来るのを願っています。

この学会は、活発な討論の場であることを存在意義としたいので今回のWEB学術会議では一般演題を延期とさせていただきました。ご応募くださった先生方には次回の討論に期待しております。

今年度から認定医制度を設立することになりました。日本産科婦人科学会が禁止してきた着床前診断染色体異数性検査preimplantation genetic testing for aneuploidy(PGT-A)の臨床研究が2020年1月から始まりました。原因不明習慣流産(反復流産)が適応となるため、この領域の研究はますます重要になります。認定医、不育症カウンセラー(看護師、助産師、心理士など)を認定することで、どこにかかったらいいか、という患者さんの問いに答えたいと思います。すべての講演は認定医講習を兼ねておりますので、多くの方に標準的不育症を学んでいただきたいと思います。

 

名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科教授 杉浦真弓